秋といえば、かぼちゃやさつま芋が恋しくなる私ですが、あいにくこちらでは見かけず(涙)かぼちゃは、オレンジ色の大きなものは見かけるものの、いかにも水っぽそう。。。偏見?
でもね、キノコはたくさんあるんですよぉ!フランスで一番一般的なキノコは、『パリのキノコ champignon de paris』と呼ばれるホワイトマッシュルームで、一年中手に入ります。
今回は秋〜冬に出回る、こちらの二つのキノコをご紹介。
左がジロール茸 girolle、右がセップ茸 cèpe です。セップ茸はイタリア語ではポルチーニと呼びます。別名、西洋の松茸。よって(?)セップの方がお値段高め。
とはいえ、松茸なんて国産じゃなくても買ったことがない庶民の我が家でも、セップ茸は(買う量にもよりますが)手が届くお値段(笑)マルシェでは、台に山盛りになって売られていて他の商品のようにキロ単位の値段が表示されているので、最初は目を疑いますが。
香りがよく、歯触りもシャキシャキしている感じ。
ジロールは、それよりはいくらか庶民的で、私の腐れ縁の友達が日本にいた頃、「あーーー、ジロールが食べたいよぉ」と秋に溜息をついていたので知ったキノコです。食感がちょっとつるんとしています。
1品目:ジロールとセップを入れた、トマトクリームソースパスタ
ほうれん草とベーコンを入れました。美味しかったんですけど、普通のマッシュルームでもよいかも。キノコの繊細な香りと味を堪能するんなら、オイルベースのパスタの方がいいかもしれません。
2品目:セップ茸のリゾット
レシピは
こちらを参考にしました。最後に混ぜるバターの量が我が家には多かったので次回はもうちょっと減らそうかと思いますが、もんのすごく美味しかったです(えぇ、自画自賛)!!!
ちなみに、こちらのサイトのカルボナーラのレシピは絶品です。パンチェッタがなくてもお肉屋さんのベーコンで十分♪ 一度お試しを。
生のセップ茸をソテーしてトッピング。リゾットそのものには乾燥セップ茸をもどして、戻し汁ごと使用。
干し椎茸と何ら変わりません。
右のキノコは、モリーユ茸というキノコ。見た目はかなり「。。。」な感じですが、かなりの高級キノコで、この↑同じ容量でセップ茸の数倍のお値段(驚)セップの値段だけ見て似たようなもんだろうと何気なくカゴに入れ、レジでびっくりしたことをよく覚えています(笑)
ジロールはもう一品、鮭のホイル焼きに使いました。蒸したジロールも素材の味が感じられて予想以上に美味しかったのですが、いかんせん、あまりに地味すぎて、写真なし。
キノコ、特にジロールはスポンジのように水を吸収するので、洗うと乾燥させるのが大変。それでなくても調理をするときに、水分がたくさん出て、べちょっとしがちです。過去2回失敗した我々。
よって、今回は、洗いたい気持ちをぐっと抑え、濡れたキッチンペーパで汚れを落とすにとどめました。で、ソテーする時は、途中で油を足す!前回よりうまく出来たし、何より水っぽくならずおいしかったぁぁぁ。
まだまだ季節のジロールとセップ。あと1回ぐらい買えるかなぁ。そしたら、友達お薦めの、オムレツに再チャレンジしようかな〜。