ローマンアゴラを見学し、チーズサガナキとビールで一息ついた後に向かった先は、古代アゴラ。はい、また遺跡です(笑)。
野外演劇やアスレチックコンテストまで行われていたというだけあって、
広い。。。
遺跡&古代史好き、炎天下対策として帽子&襟つきトップス&サングラス着用していた私ですら、「。。。こ、こんなに」と
ウンザリ思う広さ。
こちらが元からアテネにあった政治・経済・宗教の中心で、拡張するために建設されたのがローマンアゴラです。
日光を避けてまずは敷地内の古代アゴラ博物館(アタロスの柱廊)へ。
この建物、ギリシャに数限りなくある遺跡の中で
唯一完全復元されたものなんだそうです。
この柱廊の長さ、115m。素敵でしょー?空気が乾燥しているので、日陰に入ると本当に気持ちいいんですよ〜。
陳列されている出土品は、どれも古代ギリシャの人たちを身近に感じられるものばかり。
(左)幼児用の椅子。横に空いている穴から足を出して座らせるようです。座面の穴は、お手洗い代わりなのかしら?
(右)イラストっぽい鳥さんの模様の壷。このクリリっとしたお目目にやられました(笑)
中でも、「おぉぉぉ!」と感嘆したのがコチラ↓
陪審員選出マシーン!!さっすが民主政治発祥の地。
各自決められた所に札をさすと(どういう仕組みかイマイチ分からなかったのですが)、黒と白の球が左下の口から出てきて当たりハズレを決めたようです。すごいなぁぁぁぁ(あれ、地味?)。
この後古代アゴラをウロウロ〜としたのですが、何せ暑くて集中力が続かず。うーーー、素敵な空間だったのに(涙)機会があったら、もうちょっと涼しいときにもう一回行きたい。
さて、古代アゴラの最後を飾るのは、ヘファイストス神殿。
ヘファイストスは、ゼウスとヘラの長男にしてアフロディーテの旦那様。鍛冶、工芸、テクノロジー、火山、火を司る神様です。
この神殿は一番保存状態が良いものだそうです。あーー、こういう姿なのね、と再認識。
世界史を勉強しているとき、「ドーリア式=荘重」と覚えたものですが、ドーリア式の柱が等間隔で建っているのは本当に荘重で美しいものですね。