こちらで働き始めて6ヶ月、同僚との距離が縮まってうれしい、と殊勝な事を書きましたが、なかなかどうして、距離が縮まるというのは硬軟併せ持つワケです。
今まではお客さん状態だったので言われなかった事も、めでたく『同僚』になったおかげで、「はぁ?何、この言われようは」みたいな発言をされたり、訳が分からない理由で流れ弾に当たったりする機会がグンと増えるのです。
こういった万国共通の事象に加え、言葉と文化の違いがあるため、日本では散々「いやぁ、君は日本人って感じではないから」と日本人・外国人双方から言われ続けてきた私でさえ、精神的に擦り傷を負う日が少なからずあり、相手にたとえ悪意がなかった場合でも、ダメージがたまっていきました。
そうなると、「も、もしや、私も知らず知らずに、みんな(フランス人)を傷つけてたりして」とネガティブな考えに陥ってしまい、パラノイアっぽい日々を過ごしていた事がありました。
そんなときに来た、私淑しているオランダ人の元上司からのメールが、私をあり地獄からあっさり解放してくれました。
うまく訳せないので、原文でのせますね。
I can not imagine you hurting anybody, you are just too kind and sensitive to be able to do that. We have an expression in Dutch about how to deal with situations when other people hurt you: "you have to grow an elephant skin", meaning: just learn to ignore when people are hurting you.
前半、優しい言葉が並んでますが、これは多分、私が予想した以上に、私のメールが暗かったからだと思います(汗)。彼はメールでも実際話していてもいつもそうですが、余計な言葉も小難しい言葉も一切なく、それでいて一言一言がとっても意味が深いのに、文章はシンプルなんです。
それからというもの、嫌な事があったら「象さんのお肌、象さんのお肌」と心の中で唱えることにしています。信じる者は救われる、じゃないですが、結構効くんですよねぇ。
皆さんも辛いとき、試しにどうぞ。