パリにいると「あれ、あたしって痩せてる?」という妙な(というか危険な)勘違いを起こしがちです。日本に里帰りして今流行りの細身のお洋服を試着すると、それが大きな勘違いである事を身にしみて感じるんですけど(笑)
フランス人って、あんまり太っているイメージがないですけどね、でもやっぱり骨格が違う。女性も、年齢や身長の割には肉付きがいいのですよ、特に腰回り。
人の事は言えませんが、でも欧米人と比べるとやはりアジア人は華奢なのです。もう絶対的に。
だって、食べる量が違う。胃袋のサイズというか許容量が絶対違う。
同僚の一人が「ダイエットしなくちゃぁ〜、クリスマスに太っちゃって。だからランチはセーブするんだ」って言いながら食べているランチは、どうみても変。
だって、メインのプレート(↑な感じの量。しかも付け合わせはフライドポテトとか生クリームとバターたっぷりのマッシュポテト)にケーキまで。どこがダイエットなのか聞くと至極真面目に教えてくれました。
「ホントは果物とパンも食べるとこだけど、我慢したんだよ、偉くない、俺?」。。。
サンドウィッチのランチ=可哀想なランチ、という図式が、よくも悪くも出来上がっている私の同僚達にとって、たまぁに私が、社食で『丸パン+スープ+小鉢のサラダ+ヨーグルト+果物』(十分な量だと思う)みたいな選択をすると、大騒ぎです。
「具合でも悪いのか?薬ならあるよ。」
「午後に空腹で死んじゃうぞぉ〜!!」
「嫌な事でもあったの???」
お腹がすいていない、もしくは食べたいメニューがないだけなんだ、と説明しても本気で心配してくれます、しかも、毎回。。。
最近、自分が10歳ぐらいの女の子なような気がする、四捨五入したら40歳の私。。。。
そんな気分にさせる他の原因については、また別の機会に。