白樺の新緑に青い空、そして野原には一面のたんぽぽ。
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去年の6月、
我が家に遊びに来てくれた旦那さんのお友達。彼が住むのは、森と湖の国フィンランドはヘルシンキ郊外。
彼に確かに約束したのです、「暖かくなったら、安い航空券見つけて絶対遊びに行きます!」って。
有言実行がモットーですもの、行ってきました、フィンランド!お言葉に甘えて、おウチに滞在させてもらったおかげで、のほほーんと楽しむことができました。
こーんな景色を見ながらテラスでお茶。ちなみに、このカフェにはサウナが併設されてました。すぐ側に湖があって、サウナで暑くなったら飛び込むんだそうです、冬でも(驚)!
気温自体はまだ低くて、ヒートテックのカットソーに薄手のセータを重ね、さらにパーカーを着ておりましたが、お日さまの光、空の青さ、木々に生い茂った葉の色は本当にキラキラしていて、眩しいほど。
私も北国に10年ほど住んだことがあるのでよくわかるのですが、冬の厳しい北国だからこそ、短い春と夏が本当に美しいのです。
「夏が来るぞ」って、フィンランドの方たちがウキウキしているのがよく分かって、私まで一緒にうれしくなってしまったほど。
ヘルシンキ中心部にあるエスプラナーディ公園。みーんな日光浴しながらおしゃべり中。パリと同じだわぁ(笑)。
フィンランドは小さな国です。人口はわずか500万人ちょっと、首都ヘルシンキにその10分の1程度、59万人が住んでいます。ロシアとスウェーデンという大国に翻弄され続け、独立したのは20世紀に入ってから。
そんな小さな国のフィンランドですが、驚くのは、モラルの高さ。今まで訪れた街の中でダントツの綺麗さ、ゴミが落ちていない!!!
堅苦しさはないけれど、すごくちゃんとしている感じです。うまく言えませんが、ラテンの反対というんでしょうか。ぼったくられたり騙されたりする心配をしなくていいというんでしょうか。
しかもみなさん優しいのです。すごーいにこやかな訳ではないけど、普通に親切なんです。謙虚であったかい感じです。
というわけで、短い滞在ではあったけれど、旦那さん共々、フィンランドの大ファンになりました。
次回は、フィンランドの自然満喫編です。