イギリス The Independent 紙 より。
東北地方太平洋沖地震の復興のメドがたつまで、頑張っている被災者の方々を忘れないために、掲げておくつもりです。
※通常のブログ記事はこの下にあります。
特に不満のなかったガラケー(いわゆる旧型の普通の携帯)生活ですが、iPhone にゴールドが出たのを知り、何となくスマホデビュー。
Macbook と iPad mini を既に所有&使用しているため、特にインターフェースの混乱もないどころか、色々細かいところを共有できたりする便利さをしみじみ実感し「んまぁ、クラウドって凄いわねぇ」なんて感激していたのです。
で、スマホデビューも楽勝ねぇ、なんて思っていましたが、最大の難関がありました。。。。
それは、
文字入力。
iPad mini では、キーボードを画面に表示させて文字入力してましたが、小さい iPhone の画面では打ち間違いが多すぎて発狂しそうになるのです。
実は私の指って極太なんだろうかと思いましたが、そういえばスマホって、フリック入力が一番効率的だったような話を思い出しまして。。。
あえて頑固にキーボード入力で突き進もうと思っていましたが、文字入力のストレスの大きさに辟易し、これはもしやフリック入力とやらを覚える以外にないのでは、とググってみたら、あらまぁ、「スマホに挫折する最大の要因」とまで書いてあるではないですか!!!
ということで、地味ぃに練習しています。はい、パンフレットや本の文章をそのまま打ち込むという至極地味ぃ&お金のかからないやり方で。妹によると一週間ほどで慣れるらしい。
新しい技術についていくって、ある意味一番脳みそ使うのかもしれない。
我が家の大定番、東寺
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8日目。
寂光院、東寺、大田神社
いよいよ最終日。帰りの新幹線は20時発なので丸々一日楽しめます。
ホテルに荷物を預け、昨日の晩にワイン飲み過ぎたかなぁと二人でいいながら、それでも京都に来たからには喫茶店でモーニングを食べなくてはと、三条にあるスマート珈琲に向かいました。
前の日にお茶をしようとしたら満席だったので、リベンジ、笑
何だかんだいって、ぺろりとたいらげる
最終日の筆頭に行く場所として高雄と大原で迷った挙げ句、大原に行くことにしました。何となく、笑。
京都バスに揺られること1時間あまり。いつの間にか爆睡して気づいたら、大原。三千院と寂光院、どちらも拝観できるような時間的余裕はなかったので、ここでも考えた挙げ句に寂光院を選択。
大原のバス停から寂光院までは徒歩15分ほど。この日も雲一つない快晴で暑いこと暑いこと。のどかな大原野の風景は心和むのですが、日陰がない。。。。。
大原野の風景
ややグロッキーになりながら寂光院に到着。
この門は火災を免れたので昔のまま
2000年の火災以後、来る度に胸が痛みますが、来ることで何かの役に立てるかもしれないと思いつつ、やはり前の情景を懐かしまずにいられません。
宝物殿が新たに出来ていて、ご本尊の像内に納められていたという数えきれないほどたくさんの小さな仏様を観て、何故だか涙が出そうになりました。
寂光院の裏手にある建礼門院の墓陵にもお詣りし、大原のバス停へと戻りました。
四条烏丸に戻り、さて、お昼はどうしようか。京都っぽいものでハズレのないもの。ということで、大丸の地下にある三嶋亭のイートインコーナーへ♪
すき焼き定食
運良く並ばずに入れて、お手軽&気軽に名店の味を楽しめました!
満足〜。お弁当も売っていて、ひっきりなしにお客さんが来ていました。さすがぁ。
お腹もいっぱいになったところで、ホテルに戻って荷物を受け取り京都駅へ。コインロッカーに荷物を預け、東寺へ向かうバスの出るバス停を探すも、珍しく手間取り、えーい、もう、一番分かりやすいところから乗ってやる、と乗ったものの、そのバスは東寺からはちょっと離れたとこにしか停まらないのです。知ってたんですけどね。。。
で、そのバス停(東寺道)から東寺までがまた暑くて。。。日陰がない。。。
二人とも「暑いねぇ」と言い合うのにも疲れ、無言になりつつあることに到着。
東寺の境内、お花満開
いつもの通り、金堂と講堂でぼーーーーっと仏像見物。
私は、講堂の立体曼荼羅が大好きで、右へ左へ行ったり来たり。見れば見るほど楽しい。この立体曼荼羅を考えた弘法大師はやっぱり天才だよなぁと毎回思います。
今回は五重塔の内部も再訪できました。でも私は講堂が一番好きだなぁ。
さて、京都観光、最後に向かったのは大田神社。上賀茂神社の近くにある神社です。東寺からは、まずバスで四条大宮へ。四条大宮でバスを乗り換えて、いざ終点まで。
上賀茂神社前から大田神社までは歩いて15分ほど。大田神社のすぐ近くには、北大路魯山人の生家跡もありました。
小さいけれど風情たっぷりの大田神社
お目当ては、国の天然記念物に指定されているカキツバタの野生群落です。平安時代の頃にはすでに有名で、歌にも詠まれているんだそうです。
神社の境内の大田の沢に自生するカキツバタ
上賀茂神社の周りは、社家町らしく歴史的な家並みが残っていて素敵です。祇園と同じように、重要伝統的建造物群保存地区に指定されているんだそうです。
明神川に沿って続く家並み
今度来る時は、上賀茂神社も久々にゆっくりお参りしたいなぁ。
大満足でバスに乗りました。そのまま京都駅まで行こうかと思ったのですが、途中の北山駅前で下車して地下鉄に乗った方が早いと気づき、方針変更。
二日乗車券、大活躍です。
無事京都駅に戻り、ロッカーから荷物を出して後は新幹線に乗り込むだけ。
お疲れさまぁのビール♪
今回も、観たいところだけを巡る贅沢な旅でした〜。いつもつき合ってくれる旦那さんに感謝!
ふわっふわの苔@祇王寺
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7日目。
嵯峨野&醍醐寺
昨日&一昨日までとはうってかわって素晴らしいお天気♪
今日は歩いて結構移動するので、これはありがたい。
出発前に、ホテルで「京都観光二日乗車券カード」を購入。これでいちいちお財布を出さなくてもよいし、何しろお得〜♬
で、早速バスで嵐山へ。
久々の渡月橋。絵になるねぇ♪
修学旅行生と団体旅行のみなさまがそれこそわんさかいたけれど、広いところで景色を観賞するだけなので、我々の心も広々、笑。
ただ、この辺もあんまり惹かれるお昼どころはなく、適当にすませました、とほほ。
嵐山からてくてくと向かうは嵯峨野。天竜寺を過ぎ、竹林を抜ける頃から、辺りは静かになっていきます。小さなお寺がひっそり点在していて素敵ですよね。
嵯峨野には(も)お気に入りのお寺があるのですが、今回は二箇所のみ行くことにしていました。
まずは宝筐院。小さな木戸を開けて中に入ると、そこは緑に包まれた空間です。
宝筐院の境内
本当に小さなお寺ですが、ここには楠木正行のお墓があります。そう、
奈良は吉野の如意輪寺にある門扉に辞世の句を彫りつけた、あのお方です。
一時はこのお寺も荒れ果てていたそうですが、正行の菩提を弔うため、伽藍が復興されたのだそうです。
楠木家の紋、菊水
何回も来ているのですが、今回、正行のゆかりの場所を他にも訪れていたこともあり、何だか感慨も倍増(←単純、笑)。
宝筐院のすぐ側にある清涼寺も好きなのですが(特に仏様)、今回は時間の関係でスキップ。
嵯峨野の民家のモッコウバラ。
二箇所目は祇王寺です。祇王寺もついつい毎回足を運んでしまうお寺です。宝筐院からは歩いて5分ちょっとです。
お寺というよりは庵といった方がしっくりきますが、我々の目的はお庭。
幻想的な祇王寺
ものすごい晴天で、この感じ。やっぱり陰翳って大事だよねぇ。谷崎潤一郎っていいこというなぁ(上から目線、笑)。
祇王寺を後に、嵯峨釈迦堂(清涼寺)のバス停まで戻ります。清涼寺、今回は諦めましたが、やっぱりちょっとだけでも雰囲気を感じたくて、境内を横切ってみました、笑。
嵯峨釈迦堂から京都バスに乗り、太秦天神川駅へ。地下鉄東西線、こんなに伸びていたんですね〜。ここから、東西線に乗り換えて、醍醐寺の最寄り駅の醍醐までは一本です。ラクラク〜。
醍醐駅から醍醐寺まで歩こうかと思っていたんですが、何せ暑い。。。嵯峨野で歩いたし、これ以上頑張ったら干上がりそうだったので、
醍醐コミュニティバス を利用することにしました〜!
1回200円なので、醍醐寺の往復に利用する場合は、1日乗車券300円がお得ですよ。バスの車内で購入できます。
乗客はほぼ地元の人でしたが、運転手さんも親切で、醍醐の住宅街を通ったりして面白かったです。坂の多い街なんですね。
で、やってきました、醍醐寺!三宝院のお庭は、私の好きなお庭の一つだったんですが、今回見たら、「あれ?」って感じでした。好みが変わったんだろうか?本堂もなぜか閉まっていて、不完全燃焼。
気を取り直して、金堂、五重塔と巡って、やってきました、お目当ての弁天堂!
これぞ、私的に醍醐寺の一押しの景色
おぉぉぉ、綺麗だ!!!やっぱり綺麗だぁぁぁぁぁ。今から10年ほど前でしょうか、私はこの景色を見てから一層新緑の季節が好きになったのです。
来てよかった。
大満足で帰路につきました。帰りの醍醐コミュニティバスでは、降り際に一日乗車券が見当たらず、もう一度お代を払おうとしたところ、行きの運転手さんがたまたま同乗していて、私達のことを覚えていてくださって「いいですよ〜」と言ってくださいました、感涙。
バスを降りてから落ち着いて探したら、ちゃんとバックの中に入ってました、とほほ。。。
さて、京都での最後の晩餐、出かけていったのは四条河原町のお肉料理のお店!
肉料理 荒川
水曜定休
075-231-1050
最初、お店を見つけられず素通りしてしまいました、汗。そんな私達に声をかけてくれた地元の人もこのお店をご存じなく、一瞬焦りましたがどうにか到着。
にくぅぅぅ!
ここで頂いたレバ刺しが、「今まで食べてきたレバーは一体?」と思うほどの美味しさでした。というか、何を食べても、ものすごく美味しかった。こういうお店、東京にもあるのかなぁ?
ハウスワインも美味しいし、お店の人は感じいいし、言う事なし。幸せだぁぁぁ。
最終日の8日目に続く〜。