2013 年桜シリーズ 3回目は、プチ東京観光を兼ねた増上寺です。前々から立派な三門の前をバスで通り過ぎる度に、「一度行ってみなくては」と思っていたのですが、ちょうど桜の時期に、徳川家霊廟が特別公開されるということを知り出かけました。
この三門、すごい迫力です。往時、増上寺がどれほどの隆盛を極めたかを物語ってますよねぇ。
現在の増上寺の境内は、三門の印象とは裏腹にそこまで広くなく、新しい建物ばかりなのですが、それは、明治以降に勢力を失ったためと火災や空襲のためにほぼ全ての建物が焼失してしまったからだそうです。
一体一体に手編みの赤いお帽子がかぶせられていました。
スカイツリーより東京タワーさんの方が好きだわぁ。
徳川家霊廟の見学では、敷地内にいらっしゃった港区のボランティアガイドさんに30分ほど色々ご説明頂きました!ここに眠っているのは6人の将軍で、残りの方は、日光東照宮(家康)、日光輪王寺(家光)、谷中墓地(慶喜)、上野寛永寺(残り6人)にいるのだそうです。
元々はもちろん現在の場所とは別の場所に比較できないほどの規模と壮麗さで存在していたそうですが、空襲で消失した後にこちらに移されたとのことでした。古い写真に残る建造物を見る限り、あらゆるところに彫刻が施されていたようです。残念。
6代将軍の宝塔前に建てられていた唐門(旧国宝)の昇り龍。今は墓所全体の門の役割をしています。反対側には下り龍が施されており、龍が円を描くことで魔除けになっているのだそう。
石でできた14代家茂の墓(奥)と、青銅で出来た、正室和宮の宝塔。菊の御紋が見えますか?皇室出身だからか奥さんの方が立派なんですって(苦笑)。夫婦仲は良かったとガイドさんはおっしゃっていましたよ。
14代家茂といえば、司馬遼太郎の小説『花神』で、孝明天皇の賀茂行幸に付き従ったとき、高杉晋作に「よ、征夷大将軍」とひやかされた人だよなぁ、なんてことを思い出しました。
プチ東京観光の後は、美味しい焼肉屋さんへ。
正泰苑 芝大門
美味しいご飯って官能的ですよねぇ。
夜の東京タワーさんも素敵です。
東京観光もいいよなぁ、と思った日でした。
ぼーっとしていたら、あっという間に前回の更新から 1ヶ月以上が経過していました(汗)。そんな中でもあちこち行っているので、相変わらずネタだけ積み上っていますが、今年は大好きな桜を結構見れているので、とりあえず、GW 中にでも桜シリーズ(?)を先にアップしようかと思います。
3月のとある日、桜鑑賞と称して、母と旦那さんと前から興味のあった八芳園へ出かけてみました。
すごいですねぇ、八芳園!
都会のど真ん中ですが、そうとは思えない静けさと広大なお庭。お庭の中に高低差があるので、変化もあってとても素敵でした。
盆栽コーナー(?)に置かれていた蝦夷松。樹齢、何と320年だそうです(驚)。
ソメイヨシノだけではないので、色んな桜の色んなピンクが楽しめました。
満喫した後は、八芳園館内へ。いやぁ、館内の絨毯のフカフカさに、全員にんまり。すごいぞ、八芳園。大人ぁ〜な空間です。
Thrush cafe。店内の片隅に林真理子さんいらっしゃいました。
紅葉の時期も素敵だろうなぁ。静かだし(お庭だけだったら無料だし)おススメです。
咲いている桜を見ると決まって心がざわつくほど桜が好きな私ですが、今年は例年に増して心の準備が出来ないうちに咲き始めて、あっという間に満開です(号泣)。
清らかなようで妖艶な桜を目にするこの時期に、決まって読み返したくなる本があります。
願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ
花狂いとして有名な西行さんに倣って、吉野桜をいつか愛でに行きたいものです。
この前の週末、旦那さんと「久々に万惣のホットケーキ食べに行こうかぁ!」とウキウキ身支度を整え、念のため、営業日と営業時間を確認しようとしたら。。。
何と、去年から休業しているではないですか(号泣)。
うそーーーーー、知らなかった。悲しい、悲し過ぎる。もう日本に帰って来ていたんだから、知っていたら閉店前に、あのお店であのホットケーキ食べに行ったのにぃぃぃぃ。
ショックのあまり、旦那さんと二人呆然としました。
で、意地になって作ったホットケーキ。小嶋ルミさんのレシピです。
美しくないですが、味は抜群でした(笑)。
美味しかったけど、悲しすぎです。あの雰囲気、好きだったのになぁぁぁぁ。。。。