鶴岡の桜は七〜八分咲きといったところでした
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残暑真っ盛りな中、かなり時機を逸しているのを承知で、今年の春に訪れた庄内は鶴岡の話を。
鶴岡は、私の祖母が住んでいる関係でずっと身近な街でした。お休みの度に祖母の家に一人長々滞在していたものです。なので、私の日本の夏のイメージは、祖母の家で過ごした鶴岡の夏そのものなのです。鶴岡といっても街中ではないんですけど。
※鶴岡は、山形県の日本海側に位置する都市です。
今回、鶴岡を2年ぶりぐらいに訪れたのは、祖父の33回忌に参列するためでした。私が小学校の時に亡くなった祖父との思い出はそれはそれは甘やかなもので、初孫だった私はどこまでも可愛がられていたからです、笑。
最初は法事に参加するためだけの1泊2日の予定でしたが、そういえば、鶴岡の街ってちゃんと観て回った事ないなぁ、という訳で、2泊3日に延長して鶴岡再発見の旅と相成りました〜。
で、出発当日。朝一番の庄内空港行きのフライトに乗るべく羽田空港についたものの、すんでのところで乗り遅れました、滝汗。
15分前に保安検査場を通過しなくてはいけないのに、2分ほど遅れたからです。ちーーーー。
庄内空港行きの次のフライトへ無料で変更してもらえたものの、6時間ほど時間をつぶさなくてはいけません。一度家に帰って出直してくるというのもあったのですが、気力がなくなりそうなのでやめました。はい、へたれです。
※翌日に鶴岡入りする母、叔父夫婦、叔母夫婦、今回は参加しない妹の全員に「はぁぁぁ、乗り遅れた???」と言われたのは言うまでもない。。。
で、真っ先にやったのは、美味しい朝食と朝ビールを飲むこと♪
どうするぅ、どこで時間つぶすぅっと旦那さんと話し合っていて思いついたのが、クレジットカードのラウンジ。ゴールドカードを持っていてよかった、本当に(違)。
ラウンジはなかなか快適でした。ネットも出来るし、飲み物も軽食も雑誌も、きれいなおトイレだってある!ありがたや〜。
ラウンジからは、魔の保安検査場が、笑
思ったよりも退屈する事なく時間をつぶし、予定通り(笑)、出発前にお昼も食べましたよ。
で、またビール、笑。
そして待ちに待ったお昼過ぎのフライトに乗り、ようやく鶴岡入り!
着いた着いたぁぁぁ!
お天気はまぁまぁなものの、思ったよりも数段寒く歯の根がガチガチ言うほど。東北恐るべし。でも負けないもんねぇ、鶴岡再発見しに観光するぞぉ!
次回に続く〜。
またしてもご無沙汰してしまいました、こんにちは。
少しだけ秋めいてきたなぁなんて思ったら、どうも過ぎ行く(はずの)夏が頑張っているらしく、ここ最近の東京は日中の最高気温35℃。
とはいえ、丈夫な私は、夏バテすることも夏カゼをひくこともなく、至極元気に過ごしております。
さて、元 IT 分野で仕事をしていたとは思えないぐらい、最近の色々便利らしい電脳生活に全くついていけてない私。ヴァーチャルな世界というのをどうもうさん臭く感じるタイプなので、ブログだけで十分な感じがして、長いこと Facebook はまーったく興味がありませんでした。
バーチャルで繋がって何がそんなに楽しいのかしら、なーんて思ってました。
が、ある同僚にしつこく薦められ、不承不承始めたのですが。。。
度重なる引越のためにいつしか連絡がとれなくなっていた小中学校のお友達や世界中に散らばっている元同僚たちと繋がった時のうれしさといったら!!
おかげで、25年ぶり(!)に中学校の同窓会にも参加したり、元同僚たちが地球の裏側でビールを飲んでいる姿を見てにやにやしたり、すっかり楽しんでいます。
食わず嫌い、ならぬ、やらず嫌いって損ですね〜。
ということで、今更ながら、日々進化している電脳生活をうまく取り入れていきたいなぁと、少しずつ色々試しています。
ちなみに、私の場合、今の職場の人とは繋がらないことにして、それを公言してます、笑。
※面白いことに、みんな、「その方が絶対いい」というんですよね。
我が家は賃貸マンション住まいですが、先日(といっても3ヶ月ぐらい前、汗)、クローゼットのプチリフォームを敢行しました!
我が家のクローゼット。プチリフォーム前。
今回の企みは、このクローゼットに、スカーフやストールを掛けられるバーを取り付けることでした。
で、こちらが、プチリフォーム後。
こんな小さな変更ですが、いやいや、クローゼットの使い勝手が数段アップしました〜。小さなストレスが減るって大きいんですねぇ。
では、賃貸につきものの原状回復を満たすために、今回どうやってバーを壁に取り付けたのかを簡単に書いておきます。
それはこちら↓。
ネジで止めたい場所の壁紙を、こんな風にめくるのです。こうすれば、壁紙には穴があきませんので、壁の穴をパテのようなもので埋めて、めくった壁紙を戻せば、かなり綺麗に原状回復できます。
とはいえ、くれぐれも自己責任で。
すでに2ヶ月も前のことですが、上映最終日に、旦那さんの提案で、映画レ・ミゼラブルを観に行きました。
小説もミュージカルもあまりにも有名な作品ですが、実は私、読んだ or 鑑賞したことはおろか、あらずじすら知らないという人でして(汗)。唯一知っていたのは、「ジャン・バルジャンという主人公が銀食器を教会から盗んだにもかかわらず、司教さまはお許しになった」という、道徳の教科書に載っていたごくごく一部分のみ。
この映画は、小説の映画化ではなく、ミュージカルの完全映画化だそうで、鑑賞前に、旦那さんにあらすじはもちろん、ミュージカルでの有名な曲などを教えてもらったのですが、こんな私でも十分楽しめました〜。
いい意味で、大河ドラマみたいな波瀾万丈一代記、的なお話なんですね。フランスが舞台のお話のはずなのに、観ている間、ずーっと、仏教の四苦八苦という言葉と、正義とは、「正しい」とは何かという疑問が頭を離れませんでした。
フォンティーヌを演じたアン・ハサウェイが "I dreamed a dream" を歌うシーンは、滂沱の涙でした。
劇中の、"Do you hear the people sing?" にすっかり勇気づけられた私は、その後しばらく、朝の出勤前に聞いて気持ちを鼓舞しておりました。
無宗教に近い私ですが、仏教の本をちゃんと読んでみたいなぁと思います。