週末の贅沢、朝寝坊。フランス語では、la grasse matinee と言います。強いて訳すと、『芳醇な朝』ってとこでしょうか。以前、同僚が『脂っこい朝』と英訳してくれた時は、かなりビビりましたが(笑)
で、今朝(というかお昼)、腰が痛くなるまで惰眠を貪った私の目に映った外の景色。
雪です。。。買い物に行く気が一気に萎えました。
寒そうなんですもの。
15:00頃まで粘ったら止みました。おかげで無事買い物に行けました〜。
さて、今晩は同僚達に教えてもらったフランスのラグビーの試合をTVで観戦。相手はアイルランド。うーん手強そう。
緑のユニフォームがアイルランドです。フランス、地味だなぁ。
親切な同僚が基本的なポイントを一生懸命教えてくれたので、初めて真面目に観ましたが中々面白かったです。スタジアムは超満員のようでした。
残念ながらフランスは負けてしまいましたけど。
同僚達によると、フランスで一番ポピュラーなスポーツはサッカーで、その次がラグビーのようです。テニスも中々人気があるみたいです。
せっかくパリにいるのだから、今年のローランギャロス、行ってみよっかなぁ。
パリに来て今の職場で働き始めてもうすぐ半年。
ここ最近、ようやくここのやり方に慣れてきました。つまりコミュニケーションの取り方から仕事の進め方、一日のリズム、各人のキャラクターの特徴などなど。
同時に、私の同僚たちも(90%はフランス人ですが)いろんな意味で私に慣れてきたようです。
おかげで、最近仕事もはかどるし、かつ、みんなとの距離が縮まった気がしてうれしい限りです。
あくまで私の場合ですが、新しい職場に行ってリズムを身につけるまで大体6ヶ月ほどかかります。
「あぁ、大丈夫かも」と思えるようになるまで、といった方が適切かもしれません。
毎回新しい職場に行く度、この感覚が永遠に来ないんじゃないかとちょっと心配になるのですが、無事「その時」がやってきてホッとしました〜。
こちらで働き始めて3ヶ月ほどたったころ、同僚たちが挨拶の時に返してくれる声の響きと表情に、距離がちょっと縮まった事を感じてとってもうれしかったものですが、最近は、もうちょっといろんな意味で相手の個人的な側面を見せてくれるようになったし、個人としての私に興味を持ってくれ始めている感じがします。
あくまで、「感じ」ですけどね〜。
ところで、どこの国の人もヨソ者には警戒心が強いものですが、中でもフランス人って(パリの人は、かな)その警戒心をかなりあからさまに態度に出す人が多い気がするのは、私だけでしょうか。。。
ここで言う「ヨソ者」は、外国人っていう意味ではなくって、あくまでそのコミュニティにとっての新参者、です。
そんな敏感な警戒アラームを持っているフランス人同僚に囲まれているあなた、挨拶は、明るくにこやかにファーストネーム付きで、が効きますよ♪
週末は珍しく雲一つないお天気だったのに(寒かったけど)、今朝起きたらびっくり、一面銀世界でした。
雪に慣れない都心部が混乱するのはどこも同じで、人も車も、おそるおそーる移動している通勤時。いつもより歩行者の信号無視が少なかったかも、私も含め(笑)。
さて、今日2月2日はクレープを食べる日(Chandeleur)なんだそうです。イベントもんは外さないウチの社食でもクレープ売ってました。
私の同僚によると、キリスト教関連の祭日のようです。が、どうしてクレープなの、という私の問いに、親愛なる同僚4人揃って:「さぁ〜。何でだろう。。そうだ、wikipedia 見てみなよ」だって。。。おーい。
ご興味のある方は、wikipedia フランス語版をご参照ください(笑)。
ちなみに私はキリスト教徒ではありませんが、親愛なる同僚たちとクレープを頂きました。
味は。。。クレープは焼きたてが一番です。。
そんな事情も手伝って、今日は晩ご飯を楽しみに帰ってきました〜♪
なぜって、大好きな鴨料理を昨日から仕込んでおいたから!!
ニンニク、鴨そしてベーコンをオリーブオイルで炒めたら、白ワインを入れてちょいと煮込み、その後キノコを入れて馴染んだところへ生クリーム投入。別の鍋で用意したジャガイモのバター炒めを合わせて一晩おく。食べる前に温め直して、シブレットをちらして出来上がりぃ♪
決してヘルシーな料理ではありません、えぇ。
それにしても、やっぱりお肉屋さんで買うベーコンは美味しい〜、むふ。
こちらで売っている料理雑誌で見つけたレシピで、今回初めて作ったけど美味しかったですぅ。リピ決定!
こんな風に、おウチでおいしいご飯を食べながら、旦那さんとあーだこーだおしゃべりするのが、日本にいた時からの私の一番のリラックス方法なのです。
我が家では、日本にいた時から週末は食料買い出しが必須。
毎週末、近くのマルシェ+スーパーをはしごして買い出しします。
パリに来た当初は、スーパーしか行きませんでした。
だって、フランス語話さなくていいし。
しかぁし、生鮮食料品の品質がちょっとお値段に見合ってなくて。
食いしん坊でケチな我が家は、ある日勇気を振り絞ってマルシェに行ってみたのです。
お値段ほとんど変わらないのに鮮度がよくて美味しい!!!!
鶏肉なんて、一羽まるまる買えば、スーパー(のパックになった鶏肉)よりも安い!
一羽買えばボンジリだって食べれるし〜。
とはいえ、マルシェだって良い点ばかりではなくって
最大の難点:フランス語を話さなくちゃいけない
その次の難点:週末は混んでる。。
でも食いしん坊でケチな我が家は、やっぱりマルシェの品物の魅力には逆らえず、以来、ひたすら義務感で毎週末マルシェに買い出しに行っているのであります。
で、これが買い出しのお供、マルシェカート!
ウチのマルシェカートは3輪なので段差もラクなんですよぉ♪
これはギャラリーラファイエットのインテリア館地下に売ってました。
日本のカートよりかなり大きめ、腰ぐらいまで高さがあります。