モン・サン・ミッシェルの後は、港町サン・マロへ。
イギリスとの間に横たわる英仏海峡に面しており、その昔は海賊(対イギリスを目的とした、政府公認のものも含む)の拠点だったそうです←腐れ縁の友達談。実際、中世そのままに、旧市街のまわりをぐるりと城壁が取り囲んでいる様は要塞そのもの。
もともと風の強い地域のようですが、この日もそれはもう風が強く、しかも海辺の要塞の上なんて吹きっさらしそのもの。
低くて重苦しい灰色の空と波立つ暗い緑色の海に、冬の日本海を思い出しました。
かもめさんもさすがに寒そうな中、砂浜には愛のメッセージが!
せっかくサン・マロに来たからには、美味しいと評判のボルディエさんのバターを買わないと、ということで、有塩のバター 500g と、ここのバターを使用したキャラメルを買ってきました♪
フランスで買うバターにしては高価でしたが、頂くの楽しみ〜!!気に入ったら、ちょっと遠いけど(涙)ボンマルシェまで買いに行こうと思います。そう、パリでも買えるの(爆)
私の腐れ縁の友達も、「何が有名なの?有塩のバター、オッケー。あ、僕もキャラメル買う」、と、私と全く同じものを買い求め、同じ店員さんに対応してもらったのに、自分はビニール袋にしか入れてもらえなかったと不満げ。おばちゃん入っているような(笑)
バターのお店を探してサン・マロの旧市街をウロウロしてるときに見つけた、キュートなもの2つ。その名も『踊る猫通り』と旧式の車。ラブリー!!
さて、サン・マロで新鮮な魚介類を堪能した後は、一路今晩のお宿へ。せっかく車で行くんだからと、ミシュランが出しているシャンブル・ドットの本を手に選んだのが
こちら。中世の領主の屋敷を利用した、全4室の宿です。
お宿は、田舎も田舎、小さな村のそのまた村はずれにありました。今まで泊まったお宿の中でダントツの田舎度。
真っ暗になってから向かったのですが、フランスの田舎は本当に本当に真っ暗なんです。高速道路ですらかなり暗い。しかも車が少ない。一人で走っていたら恐怖だろうなぁ。。。
でもね、すごーく素敵な(しかももの凄く広い)お部屋だったんです。
すみずみまで心配りが行き届いた清潔な感じのする気持ちのいいお部屋で、静謐な夜が過ぎていきます。
続く〜。