夏のシャモニーモンブラン、お気楽展望台巡りの旅も最終日。この日も快晴に恵まれました。
まずは、モンブランの全体像を眺めるべく、Brevent 展望台へ。
目指すは左上のお山(Le Brevent 山)のてっぺん、標高 2,525 m。
慣れって恐ろしいですね、2,000 m 台だと「あら、あんまり高くないわね」なんて思っている自分がいました。
頂上はこんな感じ。うーん、写真だと何だかみんな同じように見えますねぇ。。。自然って本当に難しい被写体だなぁって実感している私です。
モンブラン全体像(といっても、連峰なのでやっぱりどうしても地味な気が)。
ちなみに、手前と向こう側の2つの山並みに挟まれた谷間の街が、シャモニーモンブランです。
一旦山を下り、またモンブラン側の山並みに。トリを飾るのは Montenvers 氷河! ケーブルカーで 1,913 m までコトコト登ります。
そこからロープウェイ、さらに数百段の階段を下ります。もちろん、戻る時は同じ段数あがるんですよぉ。
ベビーカーを押しながら下りている強者ご家族もいました。
そして到達。氷河がこんなに目の前に。えっと、白くないですが、これ氷の固まりです。
近づくにつれひやーっとしてくるんです。
外にいるのに、快晴の空の下にいるのに、さっきまで暖かかったのに、みんな慌てて上着を出してました。
中にも入れます。こーんな感じ。寒いです(笑)
さて、帰りの階段を上がっている時、現在氷河があるところよりもゆうに 10m は上に来たころでしょうか、小さな標識に気づきました。
「1980 年には氷河はこの地点にありました」
たった 20 年で 10m も氷河の嵩が減ってしまったということのようです。
そういえば、モンブランの麓の街、シャモニーモンブランはパリに比べて格段に環境への意識が高いような気がしました。