シャモニーモンブラン(通称:シャモニー)はフランスの街なのに、パリからのアクセスは極めて不便。夏休み中やスキーシーズンは日中の直通電車(TGV)が出ているようですが、その他のシーズンは、夜行のみ(涙)。
お気楽展望台巡りとはいえ、夜行電車でそのまま山に直行できるほど若くない(笑)。
アヌシーやリヨンといった街で一泊して行くのもいいのですが、2泊3日の日程は崩したくなかったので、そうすると出発日当日にシャモニーモンブランへ着きたい。
結論:一旦 TGV (フランス版新幹線)でスイスのジュネーブに出て、そっからバスに乗ってシャモニーモンブランへ。
国が違うので不思議な感じがしますが、国境を取っ払って考えるとさもありなん。実際、ルートとしてはかなり一般的なようです。
*余談ですが、こちらに来てから地図帳をよく見るようになりました。ヨーロッパの国々の位置ってイメージと大分違う所にあったり、思いがけない国が国境を接したりしています(私だけかもしれませんが。。。汗)。
さて、無事に到着したシャモニーモンブラン。大掛かりなトレイルレースの真っ最中でした。
軽く調べた所によるとですね、どうも、ものすごい過酷なレースで。4つのコースがあるのですが、そのうちの一つ:「フランス、イタリア、スイスの 3ヶ国にまたがる全長160 km、累積標高差 9400 m の(山岳地帯の)コースを 46 時間以内で走る」
ひょえーーーーーーーーー。人間ってすごいんですねぇ。
ヘタレな我々は、シャモニーモンブラン最大の観光名所、ケーブルカーでぴゅーっとひとっ飛びで行ける Aiguille du Midi 展望台へ。
ここはモンブランを至近距離で見られる展望台。Aiguille du Midi という名前の山の頂上にある展望台なのです。
こちらが Aiguille du Midi 山。
てっぺんに塔みたいなのがあるのが分かるかなぁ?これが展望台。その高さ、驚きの 3842 m!!!こんな感じ。まるでセットみたいな写真ですが(笑)
そして、こちらがモンブラン。真ん中あたりにある、丸みを帯びた一番高い山がそれです。
高い山=富士山、という私は、無意識に単独峰ですそ野が広い山を想像しがちなのですが、モンブランは全く違いました。連峰の一番高い山って、単独峰より心なしか地味なような。単なるひいき目でしょうか(笑)
それではつたない写真ではありますが、雲上の世界をどうぞ〜。
下界は23℃ぐらいの快晴でしたが、さすがに上は長袖+パーカ+革ジャンでもちょうどよかったです。盲点は、手袋を持っていかなかったこと。
2日目に続く〜♪