永平寺の寺紋
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石川、富山と廻った北陸旅行。最終日の3日目は福井の観光名所、東尋坊と永平寺を訪れました。
ホテルをチェックアウトし、金沢駅のコインロッカーに荷物を預けたら、電車で芦原温泉駅へ。芦原温泉駅から、東尋坊と永平寺行きのバスが出ているんです。
我々のようにバスで廻る人にお勧めなのが、京福バスの「東尋坊・永平寺2日フリー乗車券」(2000円@人)。芦原温泉駅1階の案内所で買えますよ。
※バスの本数は少ないので、予め時刻を調べておいた方がよいです。
お得な切符を買って、早速向かうは東尋坊!
私は二度目だったのですが、あれ、こんなにこじんまりしてたっけ?というのが正直なところ。
そうはいっても、火曜サスペンス劇場のシーンのような景色ですが。
前に来た時は、景観もさることながら、あちらこちらに立つ、「いのちの電話」「母の顔を思い出せ」「早まるな」といった立て札が妙に印象的でした。が、そのような札はきれいさっぱりひとつも残っていませんでした。
東尋坊は、日本の観光名所には珍しく、柵がまったくないので、断崖絶壁を覗き込んだり、崖の上を歩き回ったりするのは、全て自己責任になります。
風が強くて結構スリリング。高所恐怖症でなくてよかった。
我が家にしては随分あっさりと東尋坊見学を終えたため、永平寺へ向かうバスまでしばし時間をつぶしたほど。
※繰り返しになりますが、東尋坊から永平寺まで直通で走るバスは本数が日に数本なので、必ず確認しておきましょうね!!
バスに1時間半ほど揺られ、無事永平寺山門へ。
まずは名物永平寺そばで腹ごしらえ〜。
大根おろしと鰹節であっさり。この後、ぜんざいもいただきました〜。
永平寺も二度目。禅寺の修行道場という硬質な雰囲気が好きだったのですが、ちょっと柔らかくなったような。入口には入場用の自動券売機まであってびっくりしました。修行中のお坊さん(雲水という)たちが、談笑しながらお仕事していたのもかなぁり意外でした。
建物の雰囲気は前のまま。
じーっと色々みていたら、彫り物の龍に全て目があることを発見。
にやけすぎなような気がするのは私だけ?
愛嬌ありますよねぇ?
それから、永平寺の寺紋もあちらこちらに。紋章好きとして見逃せない(笑)。
久我龍胆と呼ばれるこの紋は、開祖道元禅師の生家の久我源氏の家紋だそうです。
ほら、寺紋はこんなところにも。お城に藩主の紋を彫るのと同じなんですねぇ、面白い。
換気口の蓋らしき鉄製のものまで寺紋がデザインされていました(驚)
やっぱり禅寺の雰囲気っていいですよね。
何だかんだ2時間ほどかけてじっくり拝観し、またバスに1時間ほど揺られて芦原温泉駅へ。芦原温泉駅からは特急で40分で金沢に到着〜。
金沢駅でお土産を買い、帰路に。
雅な金沢、素材重視の富山と福井、2泊3日、出張がてらとは思えないほど満喫できた北陸の旅でしたぁ♡