こちらの記事で宣言した、Macbook ちゃん(Early 2008)パワーアッププロジェクトを先日敢行しましたのでご報告。
用意したものはこちら。
120GB の SSD、USB ハードディスクケース、非純正 Macbook 用バッテリー、T8 トルクドライバ、Mac OS Snow Leopard、そして(web 上でのダウンロードなので実物はないけど)Mac OS Lion
私は OS をクリアインストールしたかったので、下記の手順を踏みました。
1. HDD から SSD へ換装し、外した HDD を USB ハードディスクケースにセットする
2. バッテリーをセットする
3. Mac OS Snow Leopard をインストールし、最新のパッチまであてる
4. Mac 移行アシスタントを使用し、HDD から SSD へデータなどを移行する
5. Mac OS Lion をインストールし、最新のパッチまであてる
6. 専用アプリケーションで Trim の設定を enabled に変更する
すでにこういった作業を実行されている方はたくさんいて、実際、Web 上には細かい説明が写真つきでたくさん載っています。素敵な世の中だなぁ。
なので、私がつまづいた部分を中心に記述しますね〜。
手順1. HDD から SSD へ換装し、外した HDD を USB ハードディスクケースにセットする
Macbook ちゃんを裏面にし、バッテリーを外したところ。分かりにくいけど、側面にそってはめられているL字型の金具を取り外します。ネジはゆるむだけで外れないので、ネジごと金具を外しましょう。
L字型の金具が外れると、めでたくHDD が取り出せます。
今までお世話になった HDD(上)と新たに導入する SSD (下)。
さて、外した HDD にはフレームのようなものがはめられています。このフレームを外して、SSD に同じように取り付けなくてはいけないのです。で、このフレームをとめている星形ネジを外すのに最適なのが、T8トルクドライバ。で、HDD を外した時と逆の手順を踏んで、SSD をセットします。
ここだけどうしてこんな特殊なネジなのか?
外した HDD は、データ移行のために USB ハードディスクケースにセット。
いかにも精密機器といった感じの面がむき出しで、軽く怯える。。あ、もちろんケースにカバーはあります。
手順2. バッテリーをセットする
難しいことはなーんにも。なので、画像だけ(笑)。
非純正なので色合いが若干違いますが、裏面ですからねぇ。私は気にしなーい♪
手順3. Mac OS Snow Leopard をインストールし、最新のパッチまであてる
Snow Leopard のインストールディスクを入れたら、C キーを押しながら Mac ちゃんを起動しましょう。そうしないと、まっさらな SSD を入れてるので、ディスクが認識されず立ち上がりません。
C キーを押しながら立ち上げるとこんな画面が出るので、「続ける」を押す前に、「ディスクユーティリティ」で SSD のフォーマットをしましょう。
SSD のフォーマットが終わったら、↑の画面で「続ける」を押すと、インストール先を選択できます。後はインストールが終わるのを待ちます。
フォーマットした SSD をインストール先に選ぶだけ!
あてるべきパッチは メニューバーのりんごマーク→ソフトウェア・アップデート... のところから確認できます。指示に従えば大丈夫です。
手順4. Mac 移行アシスタントを使用し、HDD から SSD へデータなどを移行する
難しくないです。手順1 で USB ハードディスクケースにセットした HDD からデータを移行するので、このハードディスクケースを Macbook ちゃんに接続します。で、アプリケーション → ユーティリティ、にある、移行アシスタントを起動して移行するだけですが、唯一の注意点は、システムがスリープモードにならないよう、一時的に設定を変えておくところ(りんごマーク→システム環境設定→省エネルギー)。
私はデータが少ないのか、30分ほどで終わりました(笑)。
手順5. Mac OS Lion をインストールし、最新のパッチまであてる
Apple Store のサポートデスク経由で入手したコードを使用して Lion をダウンロードしインストールするだけでーす。
イメージ画像は Snow Leopard の方が好みだなぁ。
インストールは無事に終わったのですが、個人的に入れていたアプリケーションのショートカットが軒並み認識されておらず、かなり焦りました。
すべてはてな?マークに。なぜー(涙)。しかもこの現象の情報がなかったので焦りました。
慌てふためきつつ、ディスクユーティリティからアクセス権の検証&修復をしたりしたのですが、直らない。ひえーーっと思いつつ、ふと、もう一度ショートカットを作り直したら、あれま、ちゃんと作動するではないですか!
よかったぁぁぁぁぁ。
手順6. 専用アプリケーションで Trim の設定を enabled に変更する
私も表面的にしか理解できてないのですが、SSD の効果を享受しかつ長持ちさせるためには、Trim 設定というものを有効にしないといけないんだそうです。が、勝手に変更できるようにはなっていないんです(涙)。それを変更できるようなツールを開発し、しかも無料で提供してくれている方がいるとのこと。信頼できそうだったので、早速私もダウンロードしました!
ダウンロードはこちら
Trim 設定を有効にするには、真ん中のスイッチを ON にするだけ!
On にした後、再起動した結果がこちら。完璧〜!
感想
起動時とシャットダウンのスピードは早くなりました!ただ、Lion が重いのか、インストールしたばっかりでまだシステム的に余計な動きをしているのか(?)、バッテリーの減りが早い。
それと、最新の iPhoto が重ーい!!!ローカルとクラウドとで同期をとっているときは、レインボーマークばっかりです(涙)。
iPad mini と写真の同期がとれるようになったのは便利なんだけどねぇ。
※過去の写真については、一ヶ月前からの分のみ。それより前の分の対応を考えなくては。
でも、全般的には満足かな〜。うふふ。