「東京に美味しいバゲットはないのかぁぁぁ」と言っていたのには訳がありまして。実は向こうで食べきれなかったフォアグラを持って帰国したのです。
食いしん坊の同僚に教わった通り、サランラップとアルミホイルで包み、さらに冷凍用保存袋に入れて冷凍してあるのですが、美味しいうちに食べてしまおうというのが、そもそもの発端。
我が家でのフォアグラの食べ方の定番は、バゲットの上にのせて軽くオーブンで炙る、もしくは軽くトーストしたブリオッシュにのせるというもの。
私の好きなのは、こんな感じの大きいブリオッシュ。これは毎週金曜日だけ会社のカフェで買えたブリオッシュ。週末のちょっとしたぜいたくでした。
で、先の記事をアップした後に、そういえば、腐れ縁のフランス人の元同僚が「
Viron のバゲットは結構美味しい」と言ってたなぁと思い出し、用事のついでに買ってみました。
触った時の感触は本物のバゲットのそれに限りなく近かったので、ホッ。食感&お味の方も今まで日本で食べた中ではダントツかなと思います。それでも、やっぱり湿気を吸ってしまったのか、パンの真ん中の部分と中の生地の感触が、ちょっと違うんですけど。秋を過ぎたらまた試してみようかなぁ、高いけど(涙)。
Viron で置いてあるパンのラインアップは、「おぉーーー」と思わず唸るぐらい、パリのパン屋さんのそれで、なんと、ブリオッシュもありました。大きいのは残念ながら売り切れていたものの、販売されているんですって!
帰って来てから旦那さんと、「もしや、ショソン・オ・ポム chausson aux pommes もあるんじゃない?」とひとしきり盛り上がりました。ショソン・オ・ポムは、フランス風の林檎パンです。
その昔、フランス人の上司が「今日はもう帰らないと、銀座にパンを買いに行くんだ」といったのに唖然としたものですが、いやぁ、分かるなぁ。ちなみに、彼は、銀座のダロワイヨでパンを買っていたのですが、バゲットなのか田舎パンなのか分からないのです。今度、ダロワイヨ、試してみようかなぁ。高いけど(しつこい)。