モンレアーレ大聖堂のアプス部分のモザイク画
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7日目:モンレアーレ大聖堂見学。その後、長距離バスにてパレルモ → シラクーサへ。
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今日はチェックアウト後、中央駅前 8:30 発のモンレアーレ行きの AST バスに乗る予定。幸か不幸か、前の日にたくさん食べたおかげで全くお腹がすいていないため、朝食をとらずにそのままチェックアウトし、駅へ。荷物を預けたら、タバッキでバスの切符を買って、ついでに中央駅脇のバスターミナルでシラクーサ行きのバスチケットも購入(片道11€)。その後、昨日のうちに確認をしておいたモンレアーレ行き AST のバス停に。
このバス停の標識がすごーく小さいので分かりにくいです。ローマ通りから中央駅に向かい、駅前ロータリーに出たら渡らずに右に曲がってすぐぐらいのところです。幸い、時刻表も掲示されてます。1時間に1本程度ですので、事前に確認しておいた方がよいです。
往復で 2.70 €。このバスは車内でも切符が買えます。45分ほどバスに揺られ、山の上の町、モンレアーレ到着しました。バスの停留所(終点)は町の入り口とでもいうようなところで、大聖堂までは上り坂を15分ぐらい。なぜか、回廊への入場料が無料でした。
シチリアを支配した中世のノルマン王朝では、イスラム教徒とキリスト教徒が平和に共存していました。その文化は、双方の様式が混じりあい、さらに王たちの故郷北ヨーロッパのノルマン様式まで加わって実にエキゾティック。それをよく体現しているのが、昨日見た王宮とこのモンレアーレ大聖堂なのです。
これ、キリスト教会付属の修道院にある回廊に見えないでしょ?
回廊の列柱には一本一本異なるモザイクが施してあります。
本当に綺麗。
なお列柱の柱頭には「愉快な中世」そのままの楽しい彫刻が施されていて見応え十分。
いよいよ聖堂内へ。ここは常に無料のようです。何て太っ腹!内部はまさにビザンティンモザイクの洪水。
旧約聖書から新約聖書を網羅しているモザイクは、いわば見る聖書。
旧約聖書から。天使と格闘するヤコブ。
来てよかったぁ。ゆっくり心ゆくまで見学し、バスに乗りパレルモ中央駅へ。12:00 すぎに到着。シラクサ行きのバスは 14:00 発。じゃぁ、お昼食べに行こう、あの二度振られているレストランへ。旦那さんと早足で歩く歩く(笑)。
Casa del Brodo
Corso Vittorio Emanuele, 175
時間が限られていたので、前菜の盛り合わせ(あ、写真ないですね)をシェアし、ボンゴレのパスタをひとつずつ。
三度目の正直で念願達成!これで思い残す事なくシラクーサへ行けるわ〜(笑)。ということで、中央駅横のバスターミナルから、ETNA 社のバスに乗ってシラクーサへ3時間ほどの道のり。
※途中、高速道路のインターで一度10分のトイレ休憩がありました。結構忙しいです。
予定通り17:00ちょっと前にシラクーサに到着。パレルモではすっきりしなかったお天気が、シラクーサに着いた途端に快晴。憧れの街に歓迎してもらっているようで嬉しさひとしお。
シラクーサの街並
バスターミナルは、国鉄の駅のすぐ近くにあるのですが、そこは新市街。我々のお宿はオルティージャ島という旧市街にあるので、地図を頼りに30分ほど歩いて到着。
Aretusa Vacanze B&B
宿泊者のレビューで読んだ通り、スタッフの人たちはとっても感じが良くて親切。お部屋も綺麗で広さも十分。夜ご飯に出かけるまで、一休み。
さて、夜ご飯はホテルのおじさんに教えてもらったすぐ隣のお店へ。メニューもあるようですが、我々はスタッフのお姉さんのお勧めにしたがって注文しました。
Osteria da Mariano
vicolo Zuccolà, 9
左)お店の外観 右)前菜のブルスケッタ
左)ピスタチオとアーモンドのパスタ(食べてみたかったのでうれしかった♪)
右)ドライトマトといわしのパスタ
左)メインの魚介のグリル
右)旦那さんが頼んだデザート、カノーロ(また、笑)
食後酒に頼んだリモンチェッロとプチフールの胡麻クッキー&ショウガの甘露煮(?)。
このプチフール、日本ぽい味で美味しかったです。
お腹がはち切れそうになりながら、数歩先のホテルに戻りましたぁ。
次回は憧れのシラクーサ観光で〜す。